トップページインストール,運用Windows の種々のソフトウエアのインストールOpenCV と OpenCV Contrib 最新版のインストール,CUDA 対応可能(ソースコードを使用)(Windows 上)

OpenCV と OpenCV Contrib 最新版のインストール,CUDA 対応可能(ソースコードを使用)(Windows 上)

ユースケース.OpenCVはWindows でも簡単にインストールできるが,OpenCV conrtib を存分に使いたい,自分の環境にあわせてビルドしたい(NVidia CUDA を使うなど)場合は,ソースコードからビルドする.

OpenCV は,実時間コンピュータビジョン (real time computer vision) の アルゴリズムと文書とサンプルコードの集まり.

【サイト内の OpenCV 関連ページ】

【OpenCV の公式情報】

NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット, NVIDIA cuDNN のインストール

GPU は,グラフィックス・プロセッシング・ユニットの略で、コンピュータグラフィックス関連の機能,乗算や加算の並列処理の機能などがある. NVIDIA CUDA ツールキット は,NVIDIA社が提供している GPU 用のプラットフォームである.

【サイト内の関連ページ】

① Build Tools for Visual Studio 2022 (ビルドツール for Visual Studio 2022)もしくは Visual Studio 2022 のインストール

Build Tools for Visual Studio 2022 (ビルドツール for Visual Studio 2022)もしくはVisual Studio 2022 を,前もってインストールしておく.

② NVIDIA ドライバのインストール

  1. 古いNVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA がインストール済みのとき,不要なものがあればアンインストール

    Windows のスタートメニューで「設定」,「アプリ」と操作して,「NVIDIA ・・・」を削除

  2. NVIDIA グラフィックス・カードの種類を調べる

    hwinfo (URL: https://www.hwinfo.com) を使って調べることができる.

  3. あとで,NVIDIA CUDA ツールキットをインストールするときに,NVIDIA ドライバを同時にインストールすることができる.

    いまは、グラフィックス・カードの種類を確認し,次へ進む.

    但し, NVIDIA CUDA ツールキットの古いバージョンを使う場合には,次のページから,最新のNVIDIA ドライバをダウンロードして,インストールする.

    NVIDIA ドライバのダウンロードページ: https://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp

③ NVIDIA CUDA ツールキット 11.6.2,NVIDIA cuDNN 8.4.0 のインストール

Windows での NVIDIA ドライバ,NVIDIA CUDA ツールキット 11.6.2NVIDIA cuDNN v8.4.0 のインストール: 別ページで説明している.

Python のインストール,pip と setuptools の更新,Python 開発環境のインストール

① Python のインストール

Python の公式ページ: http://www.python.org/

Python は,次のコマンドで起動できる.

② pip と setuptools の更新

pip は,次のコマンドで起動できる.

numpy のインストール

  1. Windows では,コマンドプロン プトを管理者として実行する.
  2. numpy のインストール

    python -m pip install -U numpy
    

インストールに使用するソフトウェア

Windows では,前準備として次を行う.

OpenCV のインストール(ソースコードを使用)

OpenCV を C:\opencv, C:\opencv_contrib にインストールする

  1. Windows で,コマンドプロンプト管理者として実行する.

    Windows のコマンドプロンプト管理者として実行するには, 検索窓で「cmd」と入れたあと, 右クリックメニューで「管理者として実行」を選ぶのが簡単.

    [image]
  2. ディレクトリを削除する
    cd c:\
    rmdir /s /q opencv
    rmdir /s /q opencv_contrib
    

    [image]
  3. OpenCV のバージョンの確認

    次のページなどで,最新バージョンのバージョン番号を確認できる.

    https://github.com/opencv/opencv

  4. OpenCV のソースコードをダウンロード
    cd c:\
    git clone --recursive https://github.com/opencv/opencv.git
    

    [image]
  5. OpenCV contrib のソースコードをダウンロード

    OpenCV contrib が不要の場合は,この手順は不要である

    cd c:\
    rmdir /s /q opencv_contrib
    git clone --recursive https://github.com/opencv/opencv_contrib.git
    

    [image]
  6. Python 3 のバージョンを調べる

    バージョン 3.9 系列なのか、3.8 系列なのか、3.7 系列なのか、3.6 系列なのか、調べる.この情報はあとで使う.

    下の実行例では、Python のバージョンは 3.8 系列(3.8.3) である

    python --version
    

    [image]
  7. Python 3 の場所を調べる

    複数表示されたときは,表示の一番上を使う.この結果は,あとの設定で使う.

    where python
    

    [image]
  8. pylint, flake8 のインストール
    python -m pip install pylint flake8
    
  9. cmake の実行

    cmake でのオプションについて

    cmake の実行手順例は次の通り

    cd c:\
    cd opencv
    rmdir /s /q build
    mkdir build
    cd build
    del CMakeCache.txt
    cmake -G "Visual Studio 17 2022" -A x64 -T host=x64 ^
    -DCMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE ^
    -DWITH_CUDA=ON ^
    -DCUDA_NVCC_FLAGS="-allow-unsupported-compiler" ^
    -DOPENCV_EXTRA_MODULES_PATH=c:/opencv_contrib/modules ^
    -DINSTALL_TESTS=ON ^
    -DINSTALL_C_EXAMPLES=ON ^
    -DWITH_PYTHON=ON ^
    -DINSTALL_PYTHON_EXAMPLES=ON ^
    -DBUILD_opencv_python2=OFF ^
    -DPYTHON_DEFAULT_EXECUTABLE="C:/Program Files/Python39/python.exe" ^
    -DBUILD_opencv_python3=ON ^
    -DPYTHON3_EXECUTABLE="C:/Program Files/Python39/python.exe" ^
    -DPYTHON3_INCLUDE_DIR="C:/Program Files/Python39/include" ^
    -DPYTHON3_LIBRARY="C:/Program Files/Python39/libs/python39.lib" ^
    -DPYTHON3_NUMPY_INCLUDE_DIRS="C:/Program Files/Python39/lib/site-packages/numpy/core/include" ^
    -DBUILD_EXAMPLES=ON ^
    -DWITH_OPENGL=ON ^
    -DOPENCV_ENABLE_NONFREE=OFF ^
    ..
    

    [image]

    cmake でのオプションの調整について

  10. cmake の実行結果の確認

    Python 3 のところが自動設定される(Python 3 を使わない場合は,その設定は無視)

    ※ 下図のとおりになるとは限らない.

    ※ 最後のコマンドの実行の結果,エラーメッセージが出た場合には,自動設定がうまくいっていない.設定を変えてやり直す

    [image]
  11. ソースコードからビルドし、インストールする
    cmake --build . --config RELEASE --target INSTALL
    

    [image]
  12. 結果の確認

    エラーが無ければ,インストールが終わっている.エラーメッセージが出ていないことを確認. そして,インストールが終わっていることも確認.

    ※ 黄色の警告メッセージは無視しても良い

    [image]
  13. システム環境変数 Pathに,c:\opencv\build\bin\release追加することにより,パスを通す

    管理者として実行した コマンドプロンプトで,次のコマンドを実行.

    call powershell -command "$oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable(\"Path\", \"Machine\"); $oldpath += \";c:\opencv\build\bin\release\"; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable(\"Path\", $oldpath, \"Machine\")"
    
  14. Python 関係のファイルもインストールされていることを確認

    Python39」のところは,実際の Python インストールディレクトリに読み替えて実行すること.

    dir "C:\Program Files\Python39\lib\site-packages\cv2"
    

    [image]

    ※ Python 関係のファイルがインストールされていない場合でも,Python ローダ (python loader) を使用することは推奨しない.(Python ローダの利用を使用すると,エラーが出たときに,Python のインストール: 別ページで説明している.からやり直す可能性がある.Python ローダをよく知らずに実行するのは避けること)

  15. Python でOpenCV のバージョン確認

    python -c "import cv2; print( cv2.__version__ )"
    

    [image]