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OpenCV 4.3 のインストール(Windows 上)

Windows で,OpenCV 最新版をソースコードからビルドして,インストールする手順をスクリーンショット等で説明する. OpenCV (Open Computer Vision Library) は, 実時間コンピュータビジョン (real time computer vision) の アルゴリズムと文書とサンプルコードの集まり.GPU を利用するように設定する手順も説明する.

GPU とは,グラフィックス・プロセッシング・ユニットの略で、コンピュータグラフィックス関連の機能,乗算や加算の並列処理の機能などがある. CUDA とは,NVIDIA社が提供している GPU 用のプラットフォームである. NVIDIA 社のグラフィックスボードが持つ GPU の機能を使うとき,CUDA を利用することができる.

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謝辞

OpenCV の作者に感謝します


OpenCV 4.3 Windows版のダウンロードとインストール

  1. GitHub の OpenCV の Webページを開く

    https://github.com/opencv/opencv/releases

  2. バージョンを選ぶ

    OpenCV 4.3 系列が欲しい場合は, OpenCV 4.3 系列の「Assets」を展開.

    [image]

    他のバージョンを選んだ場合でも,これ以降のインストール手順はほぼ同じになる

  3. Windows 版が欲しいので「opencv- ... -vc14_vc15.exe」というような名前のファイルを選ぶ.
    [image]
  4. ダウンロードが始まる

    [image]
  5. ダウンロードした .exe ファイルを実行する

    [image]
  6. 展開(解凍)先は既定(デフォルト)のままでよい.「Extract」をクリック

    [image]
  7. 展開(解凍)が終わると「opencv」というディレクトリができ,その中にファイルができるので確認する

    [image]
  8. 展開してできたディレクトリを, 分かりやすいディレクトリの下に移す

    ここでは,「C:\tools」というディレクトリを作り,そこに移すことにしている. ディレクトリ名は何でも良いが,分かりやすくて,日本語を含まないものがよい

    Windows のコマンドプロンプトを開き,次を実行

    mkdir C:\tools
    

    [image]
  9. C:\tools」の下に,先ほどできた「opencv」をコピーする

    [image]
  10. システム環境変数PATHに次の2つを追加

    C:\tools\opencv\build\bin
    C:\tools\opencv\build\x64\vc15\bin
    

    [image]
  11. システム環境変数 OPENCV_DIR を次のように設定する
    C:\tools\opencv\build
    

    [image]
  12. opencv_version, opencv_createsamples にパスが通っていることを確認する

    Windowsのコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行.

    エラーメッセージが出なければOK.

    where opencv_version
    

    [image]

Python で試用する

注意: Python で OpenCV を使うときは,pip でのインストールが良い. それは別ページで説明している.簡単に行うことができる.

ここでは,「最新の OpenCV を試したい」などのときに役立つと考えて, システムの環境変数 PYTHONPATH の設定により,OpenCV を使う方法を説明する. pip の管理外のファイルにパスを通すことになるので,あとで混乱が生じる可能性がある. 試用が終わったら,システムの環境変数 PYTHONPATH の設定を元に戻すことも検討すること.

  1. Windows では,コマンドプロン プトを管理者として実行

    [image]
  2. numpy のインストール

    python -m pip install -U numpy
    
  3. OpenCV の Python 用のファイルがあるディレクトリを確認したい.

    カレントディレクトリを移動する操作

    cd C:\tools\opencv\build\python
    

    [image]
  4. ファイルを確認

    「cv2」というディレクトリ(フォルダ)があれば OK.

    dir /w
    

    [image]
  5. システムの環境変数 PYTHONPATH の設定

    次のように,OpenCV の Python 用のファイルがあるディレクトリを設定する. ここでは,C:\tools\opencv\build\python を設定している.

    (すでにシステムの環境変数 PYTHONPATH に何かを設定済みのときは, C:\tools\opencv\build\python を追加する)

    [image]
  6. OpenCV のサンプル画像 fruits.jpg を使う
    C:\tools\opencv\sources\samples\data にある

    [image]
  7. Pythonの画像表示プログラム

    Python プログラムを動かす

    • Windows では,「python」コマンドやPythonランチャーである「py」コマンド
    • Ubuntu では,「python3」コマンド

    ※  開発環境や Python コンソール(Jupyter Qt ConsolespyderPyCharmPyScripter など)が便利.

    import cv2
    bgr = cv2.imread('fruits.jpg')
    cv2.imshow("", bgr)
    cv2.waitKey(0)
    cv2.destroyAllWindows()
    

    画像が表示されるので確認. このあと,ウインドウの右上の「x」をクリックしない.画面の中をクリックしてから,何かのキーを押して閉じる

    [image]

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