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Windows で lapack をソースコードからビルドして、インストールする(MSYS2 を使用)

Windows で,lapack をソースコードからビルドして,インストールする手順をスクリーンショット等で説明する. ビルドには MSYS2 を使用する.

LAPACK は,行列に関する種々の問題(連立1次方程式,固有値問題,などなど多数)を解く機能を持つソフトウエア.BLAS の機能を使う.

サイト内の関連 Web ページ

謝辞

LAPACK の作者に感謝します


前準備

MSYS2 の C/C++/Fortran 環境

  1. Windows で MSYS2 の C/C++/Fortran 環境を作る(Chocolatey を利用)」で説明している.

MSYS2 の make, cmake のインストール

  1. Windows で,コマンドプロンプトを管理者として実行

    [image]
  2. 次のコマンドを実行する
    pacman -Sy make
    pacman -Sy cmake
    

OpenBLAS のインストール

Windows でのインストール手順は、 「Windows で OpenBLAS をソースコードからビルドして、インストールする(MSYS2 を使用)」で説明している.


Windows で lapack のダウンロードとビルドとインストール (MSYS2 を使用)

  1. lapack のウェブページを開く

    https://github.com/Reference-LAPACK/lapack-release

  2. このウェブページで最新情報を確認
  3. Windows のコマンドプロンプトを実行する.
  4. LAPACK のインストールディレクトリを空にする
    mkdir C:\tools
    cd C:\tools
    rmdir /s /q lapack-release
    

    [image]
  5. ソースコードのダウンロード
    cd C:\tools
    git clone https://github.com/Reference-LAPACK/lapack-release.git
    

    [image]
  6. gcc, gfortran のフルパスの確認
    where gcc
    where gfortran
    

    [image]
  7. cmake の実行

    端末で,次のコマンドを実行.

    Windows の MSYS2 を使うので、 MSYS2 配下の 64 ビット版の cmake を使う.それがトラブルが少ない. (Windows での msys2 のインストール手順は、 windows_msys2dev.htmlに記載)

    cd C:\tools
    cd lapack-release
    rmdir /s /q build
    mkdir build
    cd build
    del CMakeCache.txt
    C:\tools\msys64\mingw64\bin\cmake -G "MSYS Makefiles" ^
        -DCMAKE_C_COMPILER="C:/tools/msys64/mingw64//bin/gcc.exe" ^
        -DCMAKE_Fortran_COMPILER="C:/tools/msys64/mingw64/bin/gfortran.exe" ^
        -DUSE_OPTIMIZED_BLAS=ON ^
        -DUSE_OPTIMIZED_LAPACK=ON ^
        -DBLAS_LIBRARIES=C:/tools/OpenBLAS/lib/libopenblas.a ^
        -DCMAKE_INSTALL_PREFIX="C:\tools\lapack-release" ..
    

    [image]
  8. cmake の実行結果の確認

    エラーメッセージが出なければ OK.

    [image]
  9. ビルド

    Windows の MSYS2 を使うときは、 次のように make を使う

    インストールディレクトリを「"C:\tools\OpenBLAS"」に設定している

    make -j4 all
    
  10. ビルド終了の確認

    エラーメッセージが出なければ OK.

    [image]
  11. インストール

    「make install」でインストール.

    make install
    

    [image]
  12. インストール終了の確認

    エラーメッセージが出なければ OK.

    [image]
  13. 動作確認してみる

    LAPACK を使うプログラムを作る。

    次の操作でコンパイルする

    C:\tools\msys64\mingw64\bin\gcc -o a.exe eig_lapack.c C:\tools\lapack-release\lib\liblapack.a c:\tools\OpenBLAS\lib\libopenblas.a -lgfortran
    

    [image]

    LAPACK を使うプログラムの実行結果例

    .\a.exe
    

    [image]

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