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Windows で OpenPose 最新版をソースコードからビルドして、使ってみる(Visual C++ ビルドツール (Build Tools) を使用)

ユースケース:Windowsパソコンで、OpenPoseのポータブル版を試してみたけれど、CUDAの相性を再確認したい

OpenPose は、人体、顔、手、足の「キーポイント」を検出するソフトウエア。 多数のカメラを配置して、3次元のキーポイントを得る機能もある

OpenPose の利用条件などは、利用者が確認すること。次のWeb ページを活用してください

https://flintbox.com/public/project/47343/

サイト内の関連ページ

謝辞:このWebページで紹介する OpenPose ソフトウエアの作者に感謝します

前準備

Python, 主要パッケージ, git, cmake, 7-Zip のインストール

以下,Windows でインストール済みであるものとして説明を続ける.

(Windowsの場合のみ)Visual C++ ビルドツール (Build Tools) のインストール

(NVIDIA GPU を使うとき)NVIDIA グラフィックスボード・ドライバのインストール

GPU とは,グラフィックス・プロセッシング・ユニットの略で、コンピュータグラフィックス関連の機能,乗算や加算の並列処理の機能などがある.

ダウンロードページ

詳しくは,次のように別ページで説明している.インストール手順が分からなくなったり,不具合があったときは,次に書いている別ページの説明を確認すること.

(NVIDIA GPU を使うとき)NVIDIA CUDA ツールキットのインストール

CUDA とは,NVIDIA社が提供している GPU 用のプラットフォームである.

ダウンロードページ

TensorFlow 2.1 以上の GPU 版での,NVIDIA CUDA のバージョンは 10.1指定されている. TensorFlow 1.15の GPU 版での,NVIDIA CUDA のバージョンは 10.0指定されている. 指定されているバージョンより高いものは使わない. その根拠は次のページ. URL: https://www.tensorflow.org/install/source#common_installation_problems

詳細説明

(NVIDIA GPU を使うとき)NVIDIA cuDNN のインストール

ダウンロードページ

次のページには,TensorFlow 2.1 以上の GPU 版での,cuDNN のバージョンは 7.6.そして,TensorFlow 1.13 以上 TensorFlow 2.0 までの GPU 版での,cuDNN のバージョンは7.4 が指定されている.

URL: https://www.tensorflow.org/install/source#common_installation_problems

詳細説明


OpenPose のインストール

次のWebページの記述に従う

https://github.com/CMU-Perceptual-Computing-Lab/openpose/blob/master/doc/installation.md

  1. VS 2017用 x64 Native Tools コマンドプロンプトを管理者として開く

    ※ Windows のスタートメニューの「Visual Studio 2017」の下にある

    ※ Visual Studio 2017 がないときは、Visual C++ ビルドツール (Build Tools) for Visual Studio 2017 のインストールを行う

  2. ディレクトリを削除する
    mkdir C:\tools
    cd C:\tools
    rmdir /s /q openpose
    

    [image]
  3. OpenCV と OpenCV contrib のソースコードをダウンロード
    cd C:\tools
    git clone --recursive https://github.com/CMU-Perceptual-Computing-Lab/openpose
    

    [image]
  4. cmake の実行

    cmake でのオプションについて

    「Visual Studio 16 2019 Win64」のところは, cmake のオプションである. 使用する Visual Studio のバージョンに応じて調整すること

    cmake の実行手順例は次の通り

    ※ cmakeで「build」のような作業用ディレクトリは作らない(トラブルを抑えるため)

    cd c:\tools
    cd openpose
    del CMakeCache.txt
    cmake -G "Visual Studio 16 2019" -T host=x64 ^
    -DDOWNLOAD_BODY_25_MODEL=ON ^
    -DDOWNLOAD_BODY_COCO_MODEL=ON ^
    -DDOWNLOAD_BODY_MPI_MODEL=ON ^
    .
    

    [image]
  5. cmake の実行結果の確認

    ※ 下図のとおりになるとは限らない.設定がうまくいっていない場合は、1つ上の「cmake の実行」のところを、設定を変えてやり直す

    [image]
  6. ソースコードからビルドし、インストールする
    cmake --build . --config release
    

    [image]
  7. 結果の確認

    エラーメッセージが出ていないことを確認.最後のほうに「0 エラー」のように表示されるのを確認.

    ※ 黄色の警告メッセージは無視しても良い

    [image]
  8. ファイルの配置の調整

    ※ 将来の版では、この操作は不要になる可能性あり

    cd c:\tools
    cd openpose
    copy x64\release\*.* bin
    
  9. 新しくWindows のコマンドプロンプトを実行する.
  10. デモプログラムを試す

    ※ しばらく待つと表示される。 処理時間は、CPU 版だと、`1フレームあたり、10秒くらい

  11. オプションの確認
    cd c:\tools
    cd openpose
    bin\OpenPoseDemo.exe --help
    

    [image]
    (以下省略)
  12. --face, --hand オプションを試してみる

    参考 Web ページ: https://github.com/CMU-Perceptual-Computing-Lab/openpose/blob/master/doc/quick_start.md#quick-start

    cd c:\tools
    cd openpose
    bin\OpenPoseDemo.exe --image_dir examples\media -face --hand
    

    [image]

    [image]
  13. --write_json オプションを試してみる

    ※ 末尾の「.」(半角ピリオド)はディレクトリの指定

    cd c:\tools
    cd openpose
    bin\OpenPoseDemo.exe --image_dir examples\media --write_json .
    

    [image]

    .json ファイルができていることがわかる

    [image]

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