トップページ人工知能,実世界DBBlenderBlender で,テクスチャ・ペインティング (Texture Painting) を行う (Blender 2.9 系列で説明)

Blender で,テクスチャ・ペインティング (Texture Painting) を行う (Blender 2.9 系列で説明)

Blender での,テクスチャ・ペインティング(Texture Painting)の手順をスクリーンショット等で説明する. Blenderは,3次元コンピュータグラフィックス・アニメーションソフトウエア. 立体の編集,レンダリング、ライト(ランプ)やカメラ等を設定しての3次元コンピュータグラフィックス・アニメーション作成機能がある.

【目次】

  1. 前準備
  2. 画面構成
  3. 元に戻す(アンドウ),やり直す(リドウ)
  4. テクスチャ・ペインティング (Texture Painting)を学ぶ
  5. 写真を手がかりとした,テクスチャ・ペインティングの手順を学ぶ
  6. 全体まとめ
テクスチャ画像の作成・編集は,ブレンダーのテクスチャペイント(Texture Paint)で行う. このとき,画像ファイルを,Blender の中で重ね合わせ表示し,画像ファイルの中の画素の色を,テクスチャ画像に写し取ることが簡単にできる. 画像ファイルは,写真撮影などで得られるが,撮影時に斜めから撮影している場合には,正面画像に変換してから使う.

【サイト内の関連ページ】

謝辞:Blenderソフトウエアの作者に感謝します

参考 Web ページ

前準備

Blender のインストール

前準備として,Blender のインストールが終わっていること.

Blender の基本操作(短縮版)(Blender 2.9系列で説明)

【サイト内の関連ページ】: Blender の画面構成と基本操作(Blender 2.9 系列で説明)

オブジェクトの選択

オブジェクト等の移動、回転、拡大縮小

R」キーを1回だけ押すと,視点を基準として回転

R」キーを2回押すと,3軸の回転

立体の新規作成

3Dビューポートの視野の操作

3Dビューポートで「作業視野」と「カメラ視野」との切り替え

※ メニューの「ビュー (View)」の「視点」の「カメラ (Camera)」でも切り替わる

カメラを「カメラ視野」に固定する(解除する)

元に戻す(アンドウ),やり直す(リドウ)

元に戻す,やり直すは,メニューでできる.

ショートカット

テクスチャ・ペインティング (Texture Painting)を学ぶ

2つの立体(立方体と平面)の作成

テクスチャ・ペインティング (Texture Painting)を行う. そのために2つの立体(立方体と平面)を作成する.

  1. カーソルを,別の場所に移動する

    カーソルの移動は,ツールバーのカーソルツールでできる.カーソルツールを選んだあとで,左クリック..

  2. 平面を追加する

    平面の追加(新規作成)は,メニューでできる.[SHIFT] a キーでもできる.

  3. 平面を選択する

    選択は,マウスの左クリック.左クリックで選択できないときは,ツールバーの選択ツールを選んだあとで,左クリック.

  4. 平面を拡大縮小する.拡大縮小(スケール)ツールを利用する.

    拡大縮小ツールへの切り替えは,s キーでもできる.

  5. 平面を移動する.平面は,立方体の下になるようにする.移動ツールを利用する.

    移動ツールへの切り替えは,g キーでもできる.

    以上で,2つの立体(立方体と平面)の作成ができた.

テクスチャ・ペインティングを行ってみる

次の設定を行いながら,テクスチャ・ペインティングと,レンダープレビュー画面での確認を行う

  1. テクスチャ画像を作成する.
  2. そして,立体のテクスチャスロットに,作成したテクスチャ画像を設定する
  3. 立体のマテリアルとして,作成したテクスチャ画像を設定する

  1. 立方体を選択する

    選択は,マウスの左クリック.左クリックで選択できないときは,ツールバーの選択ツールを選んだあとで,左クリック.

  2. いまから,立方体で作業することとし,作業するオブジェクト以外は非表示にする.

    表示,非表示はアウトライナーで行うことができる.「平面」の右横の,「ビューポートで隠す」をクリック.

  3. Blender のワークスペースを「テクスチャ ペイント(Texture Paint)」に変える

  4. テクスチャ・ペイント(Texture Paint)」のワークスペースに変わるので確認

    左側の画面は,画像エディタ (Image Editor) になっている

    立方体の表面の展開図が自動作成される

  5. 画像エディタのモードは,ペイントモード (paint mode) になっていることを確認.

  6. 次の手順で,テクスチャ画像を新規作成する

    あとで,テクスチャ・ペインティングに使う

    1. 新規をクリック

    2. 分かりやすい名前を英語で付ける

    3. 幅,高さ,ベースカラーを設定する

    4. 今回は,Alpha は不要なので,チェックを外す.「OK」をクリック

    5. テクスチャ画像ができるので確認

  7. 画像エディタのモードは,ペイントモード になっている. 左側の画面で,マウスを使いテクスチャ画像にペイントができることを確認

  8. 次の手順で,立体の Draw プロパティのテクスチャ・スロットに,作成したテクスチャ画像を設定する

    1. テクスチャ・スロット (texture slot) で,モードを,「マテリアル」から「単一画像」に変更

    2. テクスチャ画像テクスチャ画像(テクスチャ・ペインティングのために作成した画像))を選ぶ

    3. これで,両方の画面でテクスチャ・ペイントができるようになったので確認

      右側の画面でも,マウスによるペイント操作ができるようになる.

      右側の画面と左側の画面は連動する.

  9. 次の手順で,立方体のマテリアルとして,作成したテクスチャ画像を設定

    1. プロパティの画面で,「マテリアル」をクリック

    2. 下のように「新規 (New)」のボタンが表示されるときは,新規 (New)をクリック

    3. マテリアルのプロパティを設定できる画面を確認

    4. ベースカラー」の左横の「」をクリック

    5. 画像テクスチャ」を選ぶ

    6. 下図のように操作して,テクスチャ画像テクスチャ画像(テクスチャ・ペインティングのために作成した画像))を選ぶ

  10. レンダープレビューモードで確認する.

    レンダープレビューモードへの切り替えは,メニューでできる.

    レンダープレビューモードが行われる

実習

平面にもテクスチャ・ペインティングを行ってみなさい

このときテクスチャ・ペイント画面では,新しい画像を作成すること

写真を手がかりとした,テクスチャ・ペインティングの手順を学ぶ

テクスチャ画像の準備

  1. 写真を撮影する
  2. 画像を,正面画像に補正する

    PixTOPO による pixFront での作業の様子を下に示す.

  3. 正面画像は,door.pngのような分かりやすいファイル名で保存しておく

※ このあとの実習には,この画像ファイルをダウンロードして利用

door.png

直方体の準備

テクスチャ・ペインティング (Texture Painting)の体験のため, 次のサイズの直方体の作成を行う. サイドバーで,寸法を指定しながら作成する.

  1. Blender を新しく起動する.
  2. 次の手順で,サイドバーを使用して,寸法を直接指定する.

    1. まず,サイドバーを表示する

      サイドバーの表示,非表示は,マウス操作でできる.n キーでもできる. 選択は,マウスの左クリック.左クリックで選択できないときは,ツールバーの選択ツールを選んだあとで,左クリック.

    2. サイドバーで寸法を指定する.
      • X: 0.03 m
      • Y: 0.95 m
      • Z: 2 m

    3. この結果,「拡大縮小」の値が,変化する.このままでは困るので, 次の操作で「拡大縮小」の値を「1」に設定する.

      立体を選択する

      [CTRL] a で,メニューを出し,「スケール」を選ぶ

      拡大縮小と,寸法が設定されるので確認する.

    以上で,直方体の準備ができた.

テクスチャ・ペインティングの設定を行う

テクスチャ・ペインティングのための次の設定を行う.

  1. テクスチャ画像を作成する.
  2. そして,立体のテクスチャスロットに,作成したテクスチャ画像を設定する
  3. 立体のマテリアルとして,作成したテクスチャ画像を設定する

  1. 直方体を選択する

    選択は,マウスの左クリック.左クリックで選択できないときは,ツールバーの選択ツールを選んだあとで,左クリック.

  2. Blender のワークスペースを「テクスチャ ペイント(Texture Paint)」に変える

  3. テクスチャ・ペイント(Texture Paint)」のワークスペースに変わるので確認

  4. 次の手順で,テクスチャ画像を新規作成する
    1. 新規をクリック

    2. 分かりやすい名前を英語で付ける

    3. 幅,高さ,ベースカラーを設定する

    4. Alpha は不要なので,チェックを外す.「OK」をクリック

    5. テクスチャ画像ができるので確認

  5. 次の手順で,立体の Draw プロパティのテクスチャ・スロットに,作成したテクスチャ画像を設定する

    1. テクスチャ・スロット (texture slot) で,モードを,「マテリアル」から「単一画像」に変更

    2. テクスチャ画像テクスチャ画像(テクスチャ・ペインティングのために作成した画像))を選ぶ

    3. これで,両方の画面でテクスチャ・ペイントができるようになったので確認

      右側の画面でも,マウスによるペイント操作ができるようになる.

      右側の画面と左側の画面は連動する.

  6. 次の手順で,直方体のマテリアルとして,作成したテクスチャ画像を設定

    1. プロパティの画面で,「マテリアル」をクリック

    2. 下のように「新規 (New)」のボタンが表示されるときは,新規 (New)をクリック

    3. マテリアルのプロパティを設定できる画面を確認

    4. ベースカラー」の左の「●」をクリック

    5. 画像テクスチャ」を選ぶ

    6. テクスチャ画像テクスチャ画像(テクスチャ・ペインティングのために作成した画像))を選ぶ

  7. レンダープレビューモードで確認する.

    レンダープレビューモードへの切り替えは,メニューでできる.

    レンダープレビューモードが行われる

画像ファイルを,半透明で,3Dビューポート内に表示

  1. マスクの機能により, 画像ファイルを,半透明で,3Dビューポート内に表示する
  2. テクスチャ・ペイントにより,画像ファイルの中の画素をテクスチャ画像に取り込む

  1. 次の手順で,マスクの機能により, 画像ファイルを,半透明で,3Dビューポート内に表示する

    1. プロパティの画面で,「テクスチャ」をクリック

    2. 下のように「新規 (New)」のボタンが表示されるときは,新規 (New)をクリック

    3. 「画像」の下の「開く」をクリック

    4. 半透明で表示したい画像ファイルを選ぶ.

      ここでは,door.pngを用いている

    5. プロパティの画面で,「Draw」をクリック

      ※ 「Draw」が選べないというときは,Blender のワークスペースを「テクスチャ ペイント(Texture Paint)」に変えること

    6. テクスチャ」を展開

    7. マッピングは,「マスク」を選ぶ

    8. 画像ファイルが表示されるので確認する.

    9. アスペクト比の調整のため「画像アスペクト比率 (Image Aspect)」をクリック

  2. マスク表示されている画像を操作し,画像と直方体を合わせる
  3. 右側の画面で,マウスの左ボタンを押しながらマウスを動かすと,が画像データがテキスチャに取り込まれる. テクスチャに取り込まれたことは,左側の画面で確認できる.

  4. レンダープレビューモードで確認する.

    レンダープレビューモードへの切り替えは,メニューでできる.

実習

今の,直方体の裏面について,テクスチャ画像ファイルを裏返した後,テクスチャ・ペインティングを行いなさい.

まず,直方体を裏返す

半透明表示されているテクスチャ画像も裏返す.

そのためには,「サイズ X」を「-1」に設定する.

そして作業を続ける

作業しながら,レンダリングのプレビューで確認

実習

MakeHuman からエクスポートし,Blender でインポートしたとき,顔と手については,マテリアルが未設定である.

顔について,テクスチャペイントの機能を使って,自分の顔写真をペイントしてみなさい. 数分程度の作業でも次のように,肌色を設定できる(細部は気にしないこと).

全体まとめ