金子邦彦研究室3次元,地図BlenderBlender で,レンダリングを行う

Blender で,レンダリングを行う

Blender 2.8 での,Eevee,Cycles でのレンダリングの手順,レンダリングでの主要な設定をスクリーンショット等で説明する.

Blenderは,3次元コンピュータグラフィックス・アニメーションソフトウェア. 立体の編集,レンダリング、ライト(ライト)やカメラ等を設定しての3次元コンピュータグラフィックス・アニメーション作成機能がある.

目次

  1. 前準備
  2. 元に戻す(アンドウ),やり直す(リドウ)
  3. Eevee によるレンダリング
  4. Cycles によるレンダリング

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前準備

Blender のインストール

Blender のインストール

メニューの日本語化を行っておいた方が使いやすい.

Blender の基本操作のまとめ

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Eevee によるレンダリング

ここで使用するシーン

平面の上に,半透明の円柱と球があるようなシーンで説明する.

Blender ファイル:02e.blend を使用する.

3Dビューポートを,カメラ視野に変える

次の手順で、カメラを見やすい位置に調整する

  1. カメラをビューにロック

    サイドバーで行う. サイドバーの表示は,3Dビューポートで「n」キー.「ビュー」のタブで「カメラをビュー」をチェックする.

    ※ 終わったら,もう1度「n」キーを押して,シェルフを閉じる.

    [image]
  2. 3Dビューポートのビューを,カメラ視野(カメラビュー)に変える

    ビューのカメラ視野(カメラビュー),作業視野(作業ビュー)切り替えは,メニューでできる.ナビゲーションコントロールでもできる.

    [image]
  3. すると,「カメラ視野(カメラビュー)」を動かすと,同時にカメラも動くようになる

    [image]

スクリーンスペース反射の設定

次の手順で,スクリーンスペース反射 (Screen Space Reflection)を有効にする 他の立体からの反射光が映り込むようになる

プロパティのレンダーで, 「スクリーンスペース反射」をチェックする.

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アンビエントオクルージョンの設定

次の手順で,アンビエントオクルージョンを有効にする アンビエント光(環境光)が立体によって遮られるようになる

プロパティのレンダーで, 「アンビエントオクルージョン」をチェックする.

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オーバースキャンの設定

次の手順で,オーバースキャンを有効にする. これは,レンダリングの範囲外からの影響を考慮させるためのもの.

プロパティのレンダーで, 「フィルム」を展開し, 「オーバースキャン」をチェックする.

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ソフトシャドウの設定

次の手順で,ソフトシャドウを有効にする. ソフトシャドウを有効にすると画質が改善するとは言い切れない. ソフトシャドウが有効になる.「ソフトシャドウを有効にしたほうが良さそうか」は,毎回確認し,良さそうであれば有効にする.

プロパティのレンダーで, 「」を展開し, 「ソフトシャドウ」をチェックする.

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レンダリング操作

レンダリングは,メニューでできる.F12 キーでもできる.

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カラーマネジメント

次の手順で,カラーマネジメントを変更できる.

プロパティのレンダーで, 「カラーマネジメント」を展開し, 「ルック」のメニューを開く.

カラーマネジメントを選択できる

Cycles によるレンダリング

ここで使用するシーン

平面の上に,半透明の円柱と球があるようなシーンで説明する.

この時点での Blender ファイル:02e.blend

3Dビューポートを,カメラ視野に変える

次の手順で、カメラを見やすい位置に調整する

  1. カメラをビューにロック

    サイドバーで行う. サイドバーの表示は,3Dビューポートで「n」キー.「ビュー」のタブで「カメラをビュー」をチェックする.

    ※ 終わったら,もう1度「n」キーを押して,シェルフを閉じる.

    [image]
  2. 3Dビューポートのビューを,カメラ視野(カメラビュー)に変える

    ビューのカメラ視野(カメラビュー),作業視野(作業ビュー)切り替えは,メニューでできる.ナビゲーションコントロールでもできる.

    [image]
  3. すると,「カメラ視野(カメラビュー)」を動かすと,同時にカメラも動くようになる

    [image]

Cycles レンダーデバイスの設定

  1. メニューの「編集」で, 「プリファレンス (Preferences)」を選ぶ.

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  2. システム」を選ぶ.

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  3. Cycles レンダーデバイス」を設定する.

    CUDA の準備ができているときは CUDA を選ぶ

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レンダリングエンジンを Cycles に変え,設定を行う

  1. プロパティのレンダーで,レンダリングエンジンを「Cycle」に変える

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  2. デバイスは「CPU」か「GPU演算」を選ぶ.

    GPU が使える状態になっているときに限り,「GPU演算」を選ぶ.

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  3. デノイズデータ」の設定

    プロパティで「ビューレイヤー」を選び, 「パス」を展開. 「デノイズデータ」をチェック.

レンダリング操作

レンダリングは,メニューでできる.F12 キーでもできる.

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