dot2ruby を使ってみる

使ってみる

dot ファイルのサンプル

有向グラフを記述した dot ファイルの例．ノードの位置 (x, y 座標値）を指定している．

digraph G { 
    A -> B;
    B -> C;
    C -> D;
    D -> B;
    
    A [label=A, pos="0,0!", pin=TRUE];  
    B [label=B, pos="10,10!", pin=TRUE];   
    C [label=C, pos="1,8!", pin=TRUE];
    D [label=D, pos="9,3!", pin=TRUE];   
}

dot ファイルの確認のため、試しに描画してみる

  dot -K fdp -T png a.dot -o a.png

◇ 画像ビューワを使って a.png を表示

dot2ruby の実行

◆ 実行手順例

  dot2ruby a.dot > a.rb

できた ruby ファイルの確認

# This code was generated by dot2ruby.g

require 'rubygems'
require 'graphviz'
graph_g = GraphViz.digraph( "G" ) { |graph_g|
  node_a = graph_g.add_nodes( "A", :label => 'A', :pin => 'TRUE', :pos => '0,0!' )
  graph_g.add_edges( "A", "B" )
  node_b = graph_g.add_nodes( "B", :label => 'B', :pin => 'TRUE', :pos => '10,10!' )
  graph_g.add_edges( "B", "C" )
  node_c = graph_g.add_nodes( "C", :label => 'C', :pin => 'TRUE', :pos => '1,8!' )
  graph_g.add_edges( "C", "D" )
  node_d = graph_g.add_nodes( "D", :label => 'D', :pin => 'TRUE', :pos => '9,3!' )
  graph_g.add_edges( "D", "B" )
}

Ruby 処理系で処理してみる

irb を起動して，先ほどできた Ruby ファイルをコピー＆ペースト

dot ファイルへの変換

puts graph_g.output()

描画

fdp のところには、cairo, neato などを指定できる

graph_g.output( :png => "a.png", :use => "fdp" )

できた画像を画像ビューワで表示

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